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新型インフルエンザ・パンデミック(H1N1)2009関係海外情報

刻々と変化する国内外の感染状況や予防対策に関する主要国のポリシー、実施状況について信頼できる情報ソース(*)より、企業、大学などの対策立案者の視点で有用と判断する海外の情報を翻訳、要約して、日本語で定期的に提供しております。
* WHO、ECDC、日本外務省、厚生労働省や各国主要マスコミサイト

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全世界 : 【WHO】ウクライナの新型インフルエンザでWHOが声明
投稿者 : sales 投稿日時: 2009-11-04 15:54:13 (7087 ヒット)

ウクライナ保健省は11月3日、同国でインフルエンザ様の感染者が約25万件報告され、うち235人が集中治療室での治療を必要としていると発表した。2日現在、死者は70人に上っている。

ウクライナ西部の地域で急性呼吸器疾患やインフルエンザ様の疾病が急増し、また首都キエフでも感染拡大している。

ウクライナの病理検査機関は、感染がもっとも拡大している地域のうち2つ地域の患者から新型インフルエンザ・ウィルスを確認した。世界中のインフルエンザの中で新型インフルエンザが主流を占めていることから、ウクライナで感染が拡大しているインフルエンザも新型インフルエンザと推定することが出来る。

他地域と同様、WHOは新型インフルエンザの検査を待たずに、新型インフルエンザの発症基準を満たしている患者に対してはオセルタナビル(タミフル)やザナミビル(リレンザ)の投与を強く勧告する。

ウクライナ政府の要請により、WHOは専門家チーム9人を派遣し、すでに2日にキエフに到着している。3日朝、同国の保健相がチームに状況を報告した。

専門家チームは現場に立ち入り、感染の臨床面及び疫学予防面の調査を実施する。当初の調査は、急性呼吸器疾患の感染が多数報告されている西部のリボフ市近辺で実施される。またチームのウィルス学専門家は、キエフの国立インフルエンザ・センターや中央衛生疫学研究所で診断指針作製の支援に着手した。

ウクライナ保健相から提供された検体は、WHOの協力検査機関(英国、ロンドン近郊ミル・ヒル)に送られた。同研究所でウィルスの特性が更に解析される予定である。

今回の感染拡大には不明点が多い。今回のウクライナの感染拡大は、冬季に北半球(同様の環境の東ヨーロッパ)でウィルスがどの様に活動するのかを探る手掛かりを与える可能性がある。

早期警戒の材料として今回の感染拡大は重要性があり、WHOはウクライナ政府に公正な報告とウィルス検体の共有を要請する。

WHOは引続き、ウクライナを含め国境の閉鎖や国際間の旅行制限は勧告しない。こうした措置は感染拡大の封じ込めに効果はないことを過去の経験が示している。(WHO)

http://www.who.int/csr/don/2009_11_03/en/index.html


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