代表メッセージ

EAJは、世界中にいる日本人が困ったことが起きた時に、大使館よりも先にEAJに連絡をして頂けるような「民間大使館」のような存在になるという構想とともに設立されました。

情報技術やAIが急速に発展し、世界がより狭く身近に感じられるようになった現在でも、危機に直面した人をただ機械的には救えません。「もし自分の家族だったら」という気持ちで粘り強く交渉を重ねるなど、人ならではの「アシスタンス」は今後も業務の核であり続けると信じております。

一方で、365日24時間何があっても稼働し続ける体制を維持するためには、最新技術の導入は不可欠です。コロナ禍における新しい挑戦で得られた事業変革の種を育て多方面に展開してまいります。

私たちの専門領域である医療・ヘルスケア分野やそのネットワークを軸に、次世代の国際的なニーズと日本国内外のソリューションのシーズを国際市場において結びつける戦略を着実に進め、日本はもとより世界のヘルスケアをつなぐ「総合商社」の機能を目指すという構想もそのひとつです。
また、個人への支援のみならず、組織が危機への即応を求められた際、必要な体制が瞬時に立ち上がる重層的な危機管理の新しいシステム構築も進めてまいります。

EAJは今年設立20年を迎え、次のフェーズに進みます。
変革と挑戦を重ね、皆様に「進化したアシスタンス」をお届けできるよう邁進してまいります。

代表取締役社長　倉田潔